価格を決める際に知っておきたいポイント

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これからサービスを販売しようとしている人にとって「どのように価格を設定するか」はとても悩ましい問題ですよね。 「価格を安くしないと売れない」と考え、必要以上に安売りしようとしていませんか? 必要以上に安価で販売すると、販売量に対する利益がないため、運営が行き詰まる可能性があります。そこで今回は、適切な価格を設定するために知っておきたいポイントをご紹介します!

価格設定の基本

価格は、「サービスの価値」を表わすものです。受講者にとっては価格がサービスの価値や品質を「判断するものさし」となり、購入する際の決め手となります。受講者がそのサービスに感じる価値が価格より低い場合は売れません。逆に感じる価値が価格より高ければそのサービスはヒットすることになります。 まずは、価格設定をする前に知っておきたい基本的な考え方をご紹介します。

MOSH上で設定できる3つの集金方法

  • 都度払い型
    • サービスタイプ*:レッスン・サービス開催、オンライン開催
    • 集金方法:1回サービスを受講する度にお支払いいただきます。
  • 月額課金型
    • サービスタイプ:月額サブスク
    • 集金方法:申込日ごとに毎月課金が発生し売上に反映されます。
  • 個別調整型
    • サービスタイプ:プライベート、見積もり・コンテンツ販売
    • 集金方法:お申し込みいただいた後、受講者と個別で料金を調整することができます。

*各サービスタイプ別の特徴と活用方法はこちら

価格設定の基本的な考え方

価格設定とは、「受講者数×単価が最大になる単価(価格)」を見極めること。そして、どのような価値を提供しているか認識し、受講者が享受するメリットに対して適正だと思われる価格を設定することが重要です。

受講者数と単価の掛け算が、売上額になります。一般的には、単価が下がると受講者数が増え、単価が上がると受講者数が減ると考えられています。 しかし、図1を見てみると、単価5,000円で50人に売れた場合の売上額が最大になっているので、ここが最適価格だと言えます。このように、売上が最大になる値段を見極めることが重要になってきます。

*受講者がサービスの価値に十分に納得している場合は、高単価販売で成功されているホストもいらっしゃいます。

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図1

価格設定のポイント

1. 市場価格の相場を知る

まずは、類似サービスの市場価格を参考にしてみましょう。市場価格とは、「受講者に受け入れてもらいやすい価格」と捉えることができます。ここで、各サービスのセールスポイントやターゲット層なども一緒に調べておくことで、自分のサービスと比べたときに、どこで差をつけるのか見えやすくなります。

類似サービスの調べ方の例

2. 安売りや頻繁な値上げをしない

必要以上の安売りは、かえって客離れを引き起こす要因となる場合があります。安売りしたサービスの受講者は、安さに惹かれて参加しているため、その後通常価格で販売した際に、彼らがリピーターになる可能性はかなり低くなります。 これらを回避するために、受講者が感じるサービス価値を高めるなど、安売りしなくてもいい方法を考えてみましょう。

サービス価値や独自性を高める方法はこちら

また、頻繁な値上げは受講者からの信用に大きく影響します。最初に価格設定をする際は、無料体験などで集客し、サービスを体験した方に希望価格を聞いてみるのもおすすめです。結果として、ゲスト視点でサービス価値を評価することができ、サービス価値と等価となる価格の設定が可能になります。

3. 受講者が商品の価格についてどう思うか調査する

サービス価格を設定した後は、享受できる価値とサービス価格が見合っているのか検証してみる必要があります。「このサービスは、いくらぐらいから高い/安いと思うか」とサービス体験後に質問したり、SNS等で不特定多数の人にアンケートをとってみましょう。 様々な角度から受講者が持つ価格感覚を把握することで、そのサービスに適した価格を探ることが可能になります。

おまけ:高単価で販売する際のヒント

高単価での販売は、かなりハードルが高く感じるかもしれません。しかし、価格に見合う価値を提供することで、値段に関わらず売上を伸ばすことができるようになります。ここでは、MOSHで高単価サービスを提供されている方の特徴をご紹介します。

高単価サービスの特徴

  • 少人数向けのサービスで、個別相談を受けることができる
  • 値段が高い程、意識の高い受講者が集まる
  • 付加価値を提供している
    • Facebook、Slack、LINEなどを用いたコミュニティ
    • 特典(グッズの割引など)

月額サブスクの価格設定

1. 単発レッスンで価格をテストする

複数の価格帯を用意して、それぞれの価格でどのくらい集客できるか検証してみましょう。受講者にとって月額レッスンを申し込む前の「お試し」にちょうどよく、適正な価格で月額レッスンを開始することができます。

森拓郎さんの事例はこちら

2. 単発で受けるよりも1回ごとの価格がお得になるように設定する

毎月定額料金を支払うことで、継続的にサービスを利用できる月額レッスンは、効率的に顧客の購買意欲を引き出すことができ、結果的に売上げUPを実現できます。しかし、単発のレッスンより購入のハードルが高いのも事実。そのため、単発で受講するよりもお得な価格を設定することで、この購入のハードルを下げることができます。

価格設定の事例

最後に、実際にMOSHでサービスを展開されている方の価格例をご紹介します! 参考程度にご覧ください。

サービス内容と価格

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まとめ

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価格設定のポイント 1. 市場価格の相場を知る 2. 安売りや頻繁な値上げをしない 3. 受講者が商品の価格についてどう思うか調査する 月額レッスンの価格設定 1. 単発レッスンで価格をテストする 2. 単発で受けるよりも1回ごとの価格がお得になるように設定する

今回は、価格設定の際に知っておきたいポイントについてご紹介しました。

販売価格を決める際には、「受講者の目線で考える」という忘れず、客観的な視点で調査を行い、適正価格を探っていくことが重要です。

是非、今回ご紹介したノウハウをご活用ください。

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